告知など


2016-06-22 [Wed]

息子が5歳になりましてね

ええ、息子が誕生日をむかえて5歳になって、最近の息子はこんな感じだよーってのを書こうと思っていたのですが、時間も気力もなくて、何にもできてませんな。

最近どうなのよって話は定期的に書きたい。生活とか、子供のこととか、技術的なネタとか。

どうしたものかねえ。


2016-04-07 [Thu]

2016年度になりました

年度をこえまして。

少し休んで頭をクリアにせねばと思っているのですが、タイミングを逃しています。


2016-01-18 [Mon]

2016年になりました

あけましておめでとうございます。いや、もう1月も半ばなんですけどね。

忙しいんですよ、それこそ死にそうなレベルで。

いくつかブログに書いておこうかなと思ったネタはあったのですが、書く気力が出なかった。時間もなかった。

今も時間はない。

つらい。

今年の目標は、楽してお金を稼ぐ。いや、楽というか、まず考えるための余裕を作るため、足場となる資金を稼ぐ。

そんな感じであります。

さて、そんな私がこのクソ忙しいなかに筆をとったのは理由がありまして。

以下のような記事が公開されました。

ランサーズでテンプレラノベを作ってもらった

内容をまとめると、テンプレ能力系ラブコメの冒頭プロットを渡して、執筆してもらうというのを、クラウドソーシングしてみたって話です。

http://www.lancers.jp/work/detail/856228

この案件のようですね。

で、この記事の筆者は、こんな感じで一本書いてみようと思っているようです。

価格をみると、3000文字で、6480円。プロの作家の原稿料の相場の1/10ですな。

とはいえ、PBMとかPBW系のゲームのシナリオ?GM?みたいなの、これくらいの原稿料で募集してたりするんだよね。

ライティングの相場というのもまた、デフレっている気がします。

それはそれとして。

このやりかた自体は面白いなと思ったんですよ。

たとえば、文庫一冊を少し細かく10章に分割してみます。すると、1章が1万字くらいになります。

1万字を1万円でクラウドソーシングしたとすると、10万円で一本分の原稿になります。

10章のプロットを一気にばらまいて書いてもらってもいいかもしれないし、一章ずつ「続きを書いてください」として発注してもいいかもしれない。

どっちにしても提出された原稿は全体的に手直しする必要はあるだろうけれど、これで本当に「作品と呼べる代物ができるのか」という実験はしてみてもいいかもしれない。実験費用として10万くらいなら、まあ出してもいいかなというレベルだし。

……という実験をするのは、もはや不可能ではない。やろうと思えば、今日にでも実行できる。

ただ、これには色々と派生する問題というか、問いかけがあるなあと思ったわけですよ。

まず、この価格は不当に安い。原稿料以下。しかし、これで書こうという人がいたっていう事実は事実としてある。

クラウドソーシングが成立する条件ってのは色々あるとは思うけれど、ひとつには需要と供給の経済格差を利用するってのがあります。発注する側からすると10ドルは安いけれど、受注する側からすると10ドルは高価っていう場合。ライティングの場合、それなりの品質での作文能力や、そもそも言語の壁ってのがあるのですが、日本市場の中でも安い価格での需給が成立してしまうという状況。

だいたい、ライティングってのはクラウドソーシングされてよいものなのかという問題があります。

クラウドソーシングは相手にするのがクラウドであるという前提なんだけど、クラウドの連中にライティングができるのか?でも現実的にできる。これはクラウドソーシングの別の側面、プロフェッショナルが自分の都合に合わせて小さな仕事を受けるケースに当てはまると思います。そういう場合は、プロの仕事の相場よりは安いことはあるけれど、あまりにも低すぎるということは少ない。あまりに安い場合は、たいてい駆け出しとか仕事の質が低いとかです。

上記ブログの結果である「プロ相場の1/10の値段で、そこそこの原稿が上がってきた」というのは、見方を変えると、

・テンプレ能力系ラブコメの原稿は、もはやプロフェッショナルの仕事ではなく、クラウド集合体に書かせてよい

・クラウド集合体は相場の1/10の値段でも仕事を受ける層から構成されている

・言語の壁問題を考えると、テンプレラノベを書くクラウド集合体は国内に存在しており、文章で小銭が欲しい

・クラウド集合体の文章力が、テンプレラノベを書けるくらいには上昇しているとも言える

「小説を書く」という行為が、一般的な作家(含むラノベ作家)が思っている以上に変質している気がするのですよ。

ライトノベルの勢いが増したときに、小説を書いて投稿するっていう行為がかなりコモディティ化したんだけれど、その後のなろうなんかの勢いを見ていると、更にコモディティ化している。あれだけの数「数万字という原稿を書ける人間」が存在しているってのは、これまでの文学の歴史の中でなかったことなんじゃないですかね。

それにともない、小説、あるいは小説の形をした文章を書く能力の特殊性も下がり、平均して価値も下がる。少なくとも有り難味は下がる。

ただ、それがプロの仕事に値するかというと、また少し別の話。

IT業界の話でたとえると、ラズパイってのはどう頑張ってもそれで製品作っちゃいけないレベルの品質なんだけど、でもそれで十分な世界(遊びとかプロトタイピングとか)はある。問題は、「ラズパイが5ドルなんだから、あんたのところの製品は10ドルくらいで作れるよな」とか言い出す人が出てくることで、そういう人は製品の良し悪しが実はよく分からなかったりする。

それと同じことが、今回の「クラウドソーシングでテンプレラノベを書いてもらう」というのと同じことでも言えるのではないかなとは思う。

実験としては面白いけれど、これでプロレベルの製品が作れると勘違いする人の出現が一番こわい、というか。

更に突っ込んで考えると、ラズパイもテンプレラノベも、ベースラインの教育による底上げの欠如という問題があるんだけれど、それはまた別の機会にでも。


2015-11-24 [Tue]

茨城県教育委員のこと

ああ、もう、ちゃんとリンクとか張って整理しようと思っていたけれど、完全にタイミングを逃した。

JDSのニュースサイトで経緯がまとめられているので、そっちを見てください。

http://www.jdsnews.jp/p/contentsview.php?content_id=0000002559

さて。

この発言をした長谷川委員ですが、画廊の経営をしている人で、フランスとの繋がりが強いようです。

フランスという国は、少子化対策に成功した国ではありますが、同時に障害児を生ませないようにしている国でもあります。子供を産んで育てることは支援するけれど、健常児を産むのが前提ということですな。

長谷川委員が、そういうフランスでの例を見て、行政側からの働きかけで障害児が生まれてくることを減らせないのか、それによって支援コストを抑えることができるのではないか、という発言をしたとしても不思議ではないし、それにはフランスという実例があるのでまるっきり根拠のない発言ではないとも言えます。

この件が問題になったのち、長谷川委員は発言の撤回をしていますが、その論調は「この発言を不快に思う人(自分から見たら他人だけど)もいることに配慮が足りなかった(間違っているとは思わないけどね)」括弧内は推測ね。というものです。要するに他人事の発言なのですな。

その後、長谷川委員の発言を擁護した知事も弁明をしていますが、問題は発言撤回とか謝罪とか辞任とかじゃないと思うんですよね。

公的な立場の人が、公的な場で発言をする以上、それには根拠がなければならないと思います。

その根拠は科学的研究成果かもしれないし、個人の経験かもしれないし、どこかの事例に基づいてのものかもしれない。

少なくとも今回、長谷川委員は「自分が何を考えて何を根拠にこのような発言をしたのか」について説明していません。

「傷ついちゃったんだー、ごめんねー」としか言っていません。

知性がありません。

発言の根拠、背景をきちんと言語で説明した上で、そのロジックを日本で適用することの是非を議論するべきです。

知事の発言についても同じ。単に委員の面子に配慮して言ったのか、何も考えずに言ったのか、背景にきちんとした説明をつけて、その是非を論じるべきです。

それが知性というものです。

障害児の問題は、現実的に、「かつては生まれてこれなかった、生きられなかった子供が、医学の発展と、社会福祉のおかげで、生きて生活できるようになった」という側面があります。当事者たちは、常に自問自答をしながら社会と向き合うことを余儀なくされています。

だからこそ、感情論ではなく、知性と理性で考え、意見を交換し、議論することが大切なのです。

だから長谷川委員は、とんずらする前に、ちゃんと語ろうねってことです。


2015-11-01 [Sun]

フレンチについて

今日、神楽坂のラリアンスに行ってきたんですよ。ランチで。奥さんが予約してくれたので。

ラリアンスはかつてミシュラン一つ星のレストランで(今は星がないらしいけれど)、結婚式もできます。

前回行ったのは4年前にディナーを食べて、その後子供が生まれてそれどころではなく、今回久しぶりに出かけました。

4年前とはシェフが変わっているらしいですね。今のシェフは和風を取り入れているとのこと。

でもって、今回ランチを食べて、「ああなるほど、フレンチというのは、こういう風に理解して、味わって、楽しむものなのか」というのが、ちょっと分かった気がするのですな。この年齢になって、何を言っているのかって話だけど。

食べながら、シェフはこういう風な意図を持ってこう作っているんじゃないかしら、っことが考えられるようになったのです。

食を理解するとは、こういうことか、と。

ま、大した理解じゃないけれど、経験上、こういう物の見方を手に入れた上で色々勉強すると、ちょっと上の力が身につくというものがあります。他のフレンチはどうなのだろう、日本の懐石料理はどうなんだろう、などと研究してみたい。

ということを考えながら風呂に入っていて、おや、しかし視界のクリアさがないなと気づきました。

30代の頃の僕は、本当に頭がクリアで、何か足りない知識があったら、よっしゃここらへんに突っ込んでやろうっていう意気込みもあったんだけど、今料理のことを考えてみて、知見を広げる土台となる理解は確実に生じている感覚はあるものの、それを道具にして色々取り込もうというクリアな視界や展望がない。

慢性的な閉塞感ってのは、この頃ずっと感じてはいて、端的に言うと、明らかに昔よりバカになっている。

年齢的にも折り返し地点だし、思考力や注意力の一部を常に子供に吸い取られているし、そりゃろくなパフォーマンスも出ないのは仕方がないとは思うけれど、この先の人生、下がる一方の自分の知力と都度都度折り合いつけながら生きるってのは、ちとつらいですな。


2015-10-23 [Fri]

ITに精通した厚生労働省官僚の汚職事件について

ええと、ニュースを引用するのがいいのかしら。

「マイナンバー」システムで収賄容疑 厚労省室長補佐を逮捕へ

http://www.sankei.com/affairs/news/151013/afr1510130004-n1.html

この件については、色々外野からあてずっぽうなことを適当にわいわいやると、実に面白いネタだと思いますね。

容疑者である、中安一幸氏は、キャリア組ではありません。学歴も高卒です。にもかかわらず、室長補佐というポジションにいます。これは普通ではありえない出世です。まあ、その先はさすがにに気がするけど。

で、この中安氏というのが、厚生労働省きってのITに精通している官僚ということで、このポジションから外すことができず、更に、周囲も彼の業務や行動を把握しきれてなかったというんですな。室長補佐だと、まだ管理職じゃないでしょう。

管理職じゃないのに、管理されていない状態。素敵ですね。

民間のクソ企業なら、管理されているのに名ばかり管理職にさせられているというのに。

あと、特徴は風貌です。オールバックにサングラス、派手なシャツとジャケット。チンピラ丸出しです。素敵です。ファイティングスタイルなのでしょう。

容疑者のキャラだけで、ひとネタ作れそうなくらいなのに、いまいち盛り上がってませんね。

・収賄としてあげられたのが、現金100万円という小額であること。

・マイナンバーのシステムを担当していたということで一瞬話題になったが、逆に火消が走ったのだろうということ。

まあ実態のところは、現金100万どころじゃないズブズブがあったのでしょうけど、それ言い出したら、官僚の皆さん、ズブブなんじゃないの?大丈夫なの?ていうか、この人は、どうして100万円とか受け取っちゃったの?

そしてこのマイナンバー直前のタイミング。明かに刺されましたね。内部告発でしょう。本格運用が始まる前の段階なら、マイナンバーそのものへのダメージを最低限にしつつ、この担当者だけを刺せると思ったのでしょう。

官僚の皆さん、ご苦労さまです。

ま、実のところを申しまして、贈収賄の話とか、マイナンバーの話とかは個人的にはどうでもよくて。

この人が「省内きってのITに精通している官僚」とみなされて「周囲は誰も口出しできなかった」という点については、IT業界のまっただなかにいる立場からは、きちんと検証して頂きたい。

「本当に精通していたのか」もし精通とはいえないレベルだとしたら、「周囲の官僚どもはどんだけアホなのか」

どういう風に攻めてもらうといいのかしらね。

それからおそらく今頃、ITコンサルを名乗るあやしいひとたちが、一生懸命厚生労働省に営業をかけているものと思われます。頑張っていただきたい。


2015-09-26 [Sat]

子育てのモデル

来月からテレビドラマも始まる「コウノドリ」の10巻を読みました。

非常に身につまされる内容でしたが、現実はあんな簡単には解決できず、もっとこじれます。たとえばファミサポとか公共サービスの手続きとか、保育園との調整とかを、あのお父さんがやるとして、いつやるの?平日の昼間しかないでしょ?そんな簡単じゃないでしょ?ってところなわけですわ。たとえば。

うちは奥さんが色々調べてくれたけど。

それに、普通はSOSを出せるのはもっと切羽詰まった状況で、どうにもならなくなってからです。端的に言うと、子供に手が出てから。漫画だとあの表現が精一杯だったんでしょうな。

まあ、それはそれとしてだ。

なんか総理大臣が「一億総活躍」とかいうスローガンを出したらしいじゃないですか。50年後に人口一億を維持することを目標として、とか。

生産力を維持するなら、ある程度の人口を維持することは必要です。一方で、人口が減ったとして経済が回る落としどころがあるのなら、それを模索するという考え方もあるでしょう。

今の日本で何がまずいかというと、人口増加率が減っているというその数字ではなく、少子高齢化への移り変わりに社会制度と経済構造が追いついていないということなのだろうと思われます。少子高齢化はとっくに見えていたことなので、社会制度の変化が追いついていないのだとしたら、行政何やってたんだってことだよねー。

で、逆に言うと、今の日本の問題を解決するもっとも簡単な方法は、現在の出生率をベースにして、世代別人口バランスの理想型を求めて、多分高齢者が多すぎるので、多すぎるところに死んでもらうことです。ぶっちゃけね。

でもそんなことはできないので、子供を増やそうっていうことに政府はやっきになっているのですが、子供なんてそう簡単に増えるものではないし、今後子供が生まれても、5歳とか6歳の子供が生まれるわけではないので、世代別に見て薄い層は薄いままグラフに残ります。

このあたりの人口問題のマクロな部分については、国立社会保障・人口問題研究所で色々検討・シミュレーションしているはずです。

それよりも僕等の問題はミクロな現実の目の前の育児なわけですわ。コウノドリ読んで思ったんですけどね。

たとえば、東京都在住、共働き、3歳の子供がいて、現在奥さんが2人目を妊娠中、という家庭があったとして、どういう条件がそろえば「回る」のだろうかってのをちゃんと考えてみたいなと思ったのです。

モデルケースとしては色々あるだろうけど。

年収がどのくらいだと、これができるとかできないとか。

両親が近くに住んでいると、これができるとかできないとか。

この区だと行政サービスがこれがあるけれど、こっちはないとか。

自動車がなくて住んでいる場所がここだと、この行政サービスはうけづらいとか。

シンクタンクあたりだとできるんですかね、こういう仕事。

誰が考えるべきなのか、考えたとしてどういうパスを使えば行政のコアに届くのか、僕にはよく分かりません。

僕にできるとしたら、そういうテーマの小説を書くことくらいなんでしょうね。


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