告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2006-10-26 [Thu] 起床不能
▼ 囲い込み
このコラムを読んで思いだしたのだが。
以前、経営コンサルティングをしている友人と話をした時に、感じた違和感が
あった。企業で一から人を育てた場合に、その企業が持つ技術に精通した人が
でき上がるので企業としての競争力になるというものだ。
違和感を感じたのは、UNIX業界の場合、「その企業しか持たない技術」という
のがほとんどない。技術も情報もソースコードも、ほとんどがオープンに
なっていて、でもその土俵の上で技術力の高い低いというのが存在している。
# その高い低いが仕様書に出しにくいから困ったものではあるのだが。
だから、企業の中で技術と技術者を囲い込むということがあまりない。
それは同時に、転職が容易だということも意味する。
そうなると、企業としては金と時間をかけて人を育てても、他の会社に簡単に
出て行ってしまわれるというリスクが発生する。
しかしそれでも良いのではないかと、僕は思う。
むしろ、どんどん転職し、色々な仕事を経験し、でも回り回って最後にやっぱり
この会社が仕事をしやすいから戻って来ました、というように言ってもらえる
ような会社を作るべきなんじゃないだろうか。
▼ Regret Linux
音楽制作に特化したKNOPPIXベースの1CD Linux。
数年前、某芸術大学で仕事をしていた時に、「大学なんだから、美術や音楽
の教育環境をLinuxかFreeBSDあたりをベースに自力で作って配布するくらいの
ことをしたらどうなんだ」と言ってみたところ、全く相手にされなかったの
ですが(ということは過去の日記にも書いた気がするが)、やっぱり作って
なんぼの世界ですな。
どの程度使い物になるか試していないけれど、こういうactivityは素直に
応援したい。poorman's DAWなんかじゃなくて、特定のソフトや環境に依存
した専門学校的な教育を平気な顔してやっている一部の大学をひっくり返す
くらいの位置付けになってもらいたい。