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カクヨムにて連載中。
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2006-07-23 [Sun] 枠の規定と破壊
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例えば声優というのは、もともと俳優が副業としてやっていたものが始まりだった
らしいのだが、徐々に声優としての地位が確立し、何度かの声優ブームを経過した
後、声優という言葉で表現される枠から飛び出そうとしている。
▼ ライトノベルというのも、最初はある意味小説のはじっこの方にくっついていた、
アニメノベライズだったりしたものが、徐々に「ライトノベル」として定義される枠
というものを自ら確立し、更にその枠を破壊して外に広がろうとしているのがこの
数年なように思う。
▼ どちらも、最初はあるmajorityの異端として存在し、次にそこから切り離されるべく
自らの枠を規定し、次にその枠を破壊し広がろうとする。
▼ そういう状況下にあって「声優としては」「ライトノベルとしては」という視点という
のは、どうなのよ、と思う。「それはSFとしてはどうか」と言い続けてSFが衰退したの
と同じことがおこるのではなかろうか。
▼ もし、「××としてはどうか」という議論をしたいのであれば、その枠を破壊するため
の足場として考えるということをしないといけないのではなかろうか。
とかなんとかいうことを、なんとなく思ってみたりみなかったり。
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