告知など
カクヨムにて連載中。
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2002-05-08 [Wed] 駄目は駄目なりに
http://www.asahi.com/national/update/0508/012.html
から無断転載なのですが、
『夫が負けた時、地位高いほど妻浮気 鳥の行動ですが…』
『夫が負けた時、地位高いほど妻浮気 鳥の行動ですが…』
▼ 夫がここ一番の勝負で敗れた時、夫の地位が高かった妻ほど浮気に走りやすく、
もともと夫の序列が低かった妻は動じない−−。カナダの生物学者がメス鳥の
行動を研究し、米科学誌サイエンス最新号に発表した。
▼ クイーンズ大学のピーター・ボーグ教授らが一夫一婦制をとるアメリカコガラ
の巣を観察。ひな鳥のDNAを鑑定して母鳥が不貞を働いたかどうか調べた。
▼ オスの権威は、毎日の鳴き比べで決まる。迫力やリズムで相手を鳴き負かすと、
集団内で序列が上がり、より多くのメスから求愛される。
▼ ひな鳥の鑑定の結果、鳴き比べで夫が敗れた場合、常勝を誇った強いオスと暮
らすメスほど夫を裏切る傾向が強いことが判明。鳴き声がさえないオスと営巣
してきたメスは夫が負けてもあまり浮気に走らなかった。
▼ 離婚率が高い米国やカナダの新聞は、研究を人間夫婦に見立てている。
「そこそこの夫、過剰な期待を抱かない妻。そんな夫婦の方が長続きする」(14:17)
▼ 世の中、勝者の論理と敗者の論理とがあります。生まれた時からずっと敗者の論理だけ
で生きて行くといじけた人間になりますが、勝者の論理だけだと傲慢な人間になりま
す。また、人生における勝った負けたは実は極めて相対的で主観的なものであるとも
思います。激しく「やったぜやったぜ」と自分では思っていても、世間の中で見れば
大したことではなかったり、その逆もあったり。
▼ 価値観が多様化している御時世だけに、自分なりの規範というものを作らないと生きて
いけないのは然りなんだけど、その規範に自分や周囲を拘束してしまうのも苦しいだけ
だと思う。上を見て目指すことは大事だけど、それに疲れてしまった時ってのもあるも
のさね。
上を見続けて苦しむくらいなら、インドで菩提樹の下でマリファナ吸いながら瞑想にふ
ける生活なんか、悪くないかもしれない。
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