告知など
カクヨムにて連載中。
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2002-01-03 [Thu] はか
▼
名古屋方面で大雪。
▼ 妹夫婦が帰省してくる。
祖父母が墓(霊園の土地権利と言った方が正確か)を買ったらしい。
妹夫婦と母親と祖母が、その墓を見に行った。今後のことがあるので、彼女はお墓の
場所を見ておきたいとのことだった。
立派な心掛けだと思う。
本当は長男である僕がそういう姿勢を見せないといけないのだろうと思う。
しかし僕はそれをやらない。
自己鍛練としての仏教には興味があるが形式としての仏教には興味がない、という理由
もあるが、それは自己欺瞞であると思う。
本心は守らなければならないものを持つのが煩わしい、更には恐ろしい、というものだ。
自分は死んだら何も残さずに奇麗さっぱり消えてなくなりたいと思っているので
墓という存在にあまり価値を見出せない。死んだ人間の残した何かを背負うことも嫌だ
し、自分が死んだ後他人に何かを背負わせるのも嫌だ。
▼ だから今の自分には墓守はできない。
家族には本当に申し訳ないと思っている。
▼ しかし、何も背負わないことが、この数年で得た自分自身の心の防御方法なのだ。この
精神的身軽さを無くしたら、今の僕はあっという間に潰れてしまう。支えになるもの
さえも持たないことが、心の支えなのだ。
▼ 今は許して欲しい。すまない。
[ツッコミを入れる]