告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2003-07-02 [Wed] カンフー
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仕事帰りに渋谷に寄って買い物した。携帯電話のホルダーを買い、東急ハンズで
「部屋の番号を書いたプレート」を買った。ついつい別の部屋の番号を貼ってみようか
とか、「女子更衣室」と書いたプレートを貼ってみようかと思ったが、やめた。
▼ いっそのこと番号ではなくホワイトボードを貼っておこうかと思った。
▼ 「よく見てくだサーイ。これは部屋の番号札ではありまセーン」
「どういうことなの?カンフーファイター」
「この布でふきふきふきふき。ほら、綺麗に落ちました」
「なんてこと! これはホワイトボードなのね!」
「そうなのデース。だからこうやって番号を書いてしまえば……」
「まあ! 305号室だったはずなのが、503号室に。五階なんかないはずの
この建物に503号室が!しかも五階立ての場合はエレベータが必要なのに、
このマンションにはエレベータがないわ!」
「ノンノンノン。503号室だと言っても本当は四階かもしれないのデース。
何故なら四百番台の番号は不吉だから使われないからデース」
「なるほど、エレベータがなくても大丈夫ってわけね。やるわね、カンフーファイター」
「常識デース。そしてここは四階ではなく三階デース」
「ノーーーーーーッ! いったいどういうことなの!三階なのに503号室なんて」
「それがこの密室トリックを解く鍵なのデース」
「そうだったの!密室トリックだったのね!で、どこに密室が?!」
「『みっ』室。つまり最初の『みっ』とは三を意味します。つまり503号室の三
が密室を意味していたのデース」
「なんてことっ!こんなこと金田一耕介でも気がつかないわ!じっちゃんの名にかけ
て!カンフーファイターは探偵でもあったのね!」
「そのとおり、見た目はカンフー、中身は大人!」
「目から鱗! いいえ、沼の中で逆立ちして足を突き出したい気分よ!」
▼ まあ、そんな訳で、激突カンフーファイターを読んだんだ。