告知など


2003-07-30 [Wed] ダメ人間

超人計画を改めて読みながら。

斎藤先生も「恋人が出来て健全な性生活が営まれることでひきこもりから脱却した

例は多い」と言っている。もし僕にも彼女が出来て結婚とかして幸せな生活が訪れ

たら、それはそれはきっと素晴らしい日々になるのであろう。

と思いつつ、今この瞬間に胸に手を当てて考えてみると、そういう生活には何か

物足りなさを感じるのではないかという予感がする。それはステロタイプな「平々凡々

な生活なんて嫌だ!」というのではなく、「こんなダメなオレってダメすぎ〜」という

今のダメをエンジョイする気分がなくなってしまい、ダメであることにより一種の

サブカルでありアングラな立ち位置に身を置いていることが、幸せになることにより

出来なくなってしまうのではないかという気持ちがあるからではないかと思う。

そしてそれは、ちょっとつまらない。

幸せになりつつ、サブカルでアングラであるためにはどうすれば良いのだろう。

「不良」とは違う「ダメ人間」であるが故の、面白さというのはどうすれば保てるで

あろうか。

でもダメ人間の楽しさってのは、無責任であることの楽しさと通じるものなんだよ

なあ、と思う。


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