告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2005-07-17 [Sun] SF大会
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土曜、日曜と、日本SF大会に参加してきた。詳しいレポートとかは面倒なので書か
ないが、簡単に言うとそこかしこに作家さんや編集さんや業界人が歩いていて、
でも基本的にみんなSFファンだよねやっほー的なイベントでした。
なかなか面白かったが、密度の問題があり、なかなか難しいところだと思った。
セッションのパラレル数を減らしても良いのではないかと思う反面、参加者の人数を
考えるとこのくらいにせざるをえないのかという気もする。
地方開催だと違うのだろうか。
結構楽しかったので、体力があったら来年(松島開催)も行ってみたい。
そして再来年は世界SF大会が日本開催だ。
日曜日の夜に夢束関係の知人とあって、色々相談する。
その後の雑談の中で、会社において人をどう集めるか、という話しになった。
会社が拡大していく中で、どういう戦略で人員を確保するかという内容である。
彼の話しを聞いていて、前提の時点で、我々UNIX業界が特殊であるということに
気がついた。彼の前提は、技術というのは会社独自のものであり、会社の中で
伝承していくことで会社としての技術力が高まるというものである。だから、
新人を一から育てて自社技術を教え込むことは、コストはかかるが大きな価値が
ある。
我々UNIX業界やオープンソース業界はと見ると、技術も知識も、基本的には
コミュニティ全体で共有するものである。UNIX業界の常識に基づいた技術を持って
いれば、どこの会社に行っても通用する。だから人の出入りが激しい。
うちの会社はというと、そういう中にあって「でもこのレベルの仕事を出来る人が
集まっているのはこの会社だよね」というところで差別化を図っている。その
差別化が実現出来ているのは、中途新人合わせて自然の浄化作用のみに依存して
いる部分がある。
今うちの会社が直面している問題はいくつかある。浄化作用に頼って良いのか、
(UNIX業界も変わって来ているので)新人を育ててメインストリームのUNIX文化を
叩き込んだ方が良いのではないか、レベルが低い仕事であっても割り当てられる
ような体制をちゃんと考えるべきでないか、などなど。
規模と同時に質も変わりつつある。難しい時期だなあと思う(僕はマネージャでは
ないので、思うだけだけど)。