告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2004-04-02 [Fri] 仕事
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朝食をとりながら考えた。
4月から新しい生活が始まるとは言っても、食べてる食事が変わる訳でもなく、寝ている
場所が変わる訳でもなく、とりあえずは寝起きする時間もそんなに変わらない。長期的
に見れば生活が切り替わったタイミングになるのかもしれないけれど、短期的には既に
生活リズムが固定されている身としては、それほどの違いは現れないのかもしれない。
▼ あー、なんかしらないが、Palmが電池きれで飛んだ。これリカバリするの面倒だな。
やっぱりどこかのタイミングでフルダンプを取っておかないとだめですな。
2004-04-03 [Sat] 99円
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Palmのリカバリをする。
▼ 数日前の近所にできた99円ショップに行ってみた。99円しばりがあるせいか、微妙な
品揃えだと思う。どんなになっても定価が200円のものを99円で売ることはできないし。
でも普通だと120円くらいのものが99円なのは嬉しい。ミネラルウォーターとか。
2004-04-04 [Sun] ハーレムとは
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4のスリーカードの日。
▼ NHKの火の鳥を見忘れた。
▼ 美鳥の日々を見て思ったのだが、20年くらい前は少年漫画における少年の妄想と
言えば、ドリムノートが降って来て変身できるようになり、そしてハーレムだった
わけだが、最近の少年漫画の妄想ってのは、「何もしないのにいきなりハーレム」
なような気がしてならない。
いいのか?これで。
▼ しかし、美鳥の日々のあの設定は、短編向きだと思うのだけど、あれで連載が続いて
いるんだよなあ。読んだことないけど。どうやっているんだろう。
2004-04-05 [Mon] せんせいさん
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せんせいのお時間=(あずまんが大王+瓶詰妖精)/3 + 豪華声優 + DROPS
▼ さて。
▼ 今日も仕事(当り前だ)。
だが、あまり仕事はない。が、一応説明を受けて、この後するはずであろうところの
内容は理解した。手間はかかりそうだが、それほど困難な内容の仕事ではない。という
か、割と力仕事っぽい。どうすれば、セオリティカルな感じで出来るかな。
2004-04-06 [Tue] ひきこもり
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やっぱりできるかぎり表に出ようとせずに、自分は奥のほうでひっそりと暮らして
いたほうがいいんだ。その程度の人間なんだ。
いや、これは別に構ってほしいのではなく、本当にそう思っているわけで。
自分自身への言い訳だと言われたら、それはそうだと認めざるをえないけれど。
▼ とにかく、調子に乗らず、静かに暮らしていこう。
2004-04-08 [Thu] 肉
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明日の昼までにやっておかないといけない仕事は、今日の午後前半で終わる。
明日の昼までにやっておかないといけない仕事は、今日の午後前半で終わる。
ちょっと作ったものがトラぶったという連絡を受けたので、NICTLに行く。
作業するが、トラブルというほどのものでなく、メンテの体制とか色々考えないと
いけないなあと思った。
で、親分と色々話しをし、その後、一緒に飯に行く。おもむろに焼肉。
2004-04-09 [Fri] 風呂水漏れ……らしい
2004-04-10 [Sat] 花ゆめ
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花ゆめを買う気力が湧かね〜と思いつつ放置しておいたけど、ようやく買ってきた。
しかし何か変だと思ったら、前号の内容を全部読んでいなかったことが判明。
どうしたものか。
これは仕事場に持ち込んで、仕事場で読めということだろうか。
2004-04-11 [Sun] 株
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ブレイドとファイズを比べると、今のところファイズの方が面白いと思う。
なぜだろう。
ファイズは色々構成上の問題点も目だったが(逆に無理がある展開とは何かというのが
とても良い勉強になったが)、それ以上に引き付けられるトゲのようなものがあった。
そもそも最初から、恋人の心変りへの復讐という分かりやすくインパクトの強いネタで
始まり、そこを発端とする「人間を憎むか否か」というテーマが最後まで貫かれていた
と思う。ブレイドは今のところ、それが見えない。なんかモヤモヤとしたまま、特に
突き抜けたものがあるわけでもなく、話が進んでいる。
ただ、今日の話で人間なんてラララ的部分が出てきたので、今後どうなるかは分から
ないけど。
野村の株取り引きシミュレーションだけど、やっぱり良く分からん。とりあえず株価
チャートとかは自分でチェックしないといけない。で、そういうソフトも転がっていた
ので動かしてみたが、チャートの味方が分からん。やはり本を買って勉強しないと
いけない。2chの株とか投資関係の板を見てみたら、訳分からん言葉で会話しておった。
▼ とりあえずWindows用の株価チャート表示プログラムをwineで動かそうと思ったら、
動かなかった。作るかね。JAVAの練習も兼ねて。どうせなら、常時稼働させておいて、
大きな変動があると即メールが送られるとか、そんな機能があってもいいかも。
そう考えると、株価情報なんてRSSになってそうだけど。これも、丁度良い機会だから
調べてみようか。
▼ などということを考えつつ、JDK 1.4.2をインストールする。
2004-04-12 [Mon] 頭動かねえ
▼ 午前中は割とばりばりと仕事をしたのに、午後のある時点を境に急に脳味噌の動作
モードが切り替わってしまったらしく、なぜだか頭が動かなくなった。
▼ そのまま動かない頭で夜まで仕事。
でもやっぱりいまいち調子が出ない、というか、まあ作業はしているのだけれど、
すっきりと「これ!」っていう感じにならない。
明日の午後に打合せがあるので、午前中にペースを戻しておかないといけないな。
2004-04-15 [Thu] 仕事
▼ えっと、元気です。
▼ 仕事は、まあぼちぼちの分量なので、ぼちぼちとやってます。
▼ 近所の猫は弁当屋の帰りにだけ話しかけてくるのですが、今日は何も持っていないの
に帰り道に話しかけてきたので、しゃがんで手を出したところ近付いてきました。
「だけど食べる物、持っていないんだよね」
と言ったら、去っていきました。むぅ。
2004-04-16 [Fri] 仕事の日々
▼
例のごとくまったりと仕事をしていたら、別のタスクに移ることになり、その説明と
期限を聞いたら、えらく厳しいことが判明。新人同然の私に振りますか。まあ、新人
同然とは言えども、実質経験者採用だし年齢分の給料は貰っているので、やりますが。
夕方つかってざっと調査したところ、まあなんとかなりそうな感触ではあったし。
2004-04-17 [Sat] HDDレコーダ
▼ で、HDDレコーダ。これもそろそろ買わないと、ビデオではつらくなってきた。
▼ 必須条件:
・ DVD-RAMを内臓していること
・ HDDは200GB以上であること
できれば欲しい条件:
・ DVD-RAMはカートリッジ式が使えること
・ HDDとDVD-RAMに同時に別チャンネルを録画できること
欲しいけど気にしない条件:
・ 録画したファイルを外部のPCからFTPでgetできる。百歩譲ってSMBでもいいや。
▼ で、候補を調べる。
▼ Panasonic Diga DMR-E95H
http://panasonic.jp/dvd/products/e95h-e85h/spec/01.html
・DVD-RAMがカートリッジ式
・下位機種のE85Hと比較して、HDDが大きいのは良いのだけれど、PCカードとか
余計な機能が付いている。
▼ HITACHI MS-DS250
http://dvd.hitachi.co.jp/deck/product/index.html
・DVD-RAMはカートリッジ式ではない
・製品情報のページがFLASHという時点で終っている
▼ Victor DR-MH5
http://www.jvc-victor.co.jp/dvd/dr-mh5/index.html
・DVD-RAMはカートリッジ式ではない
・2ch同時録画が出来る
・HDDが120GBしかない
▼ 一方で、DVD-RAMドライブだと、DVD-Rを焼く場合にメディアとの相性が厳しく出たり
するという噂も聞こえてきている。DVD-RAMはPCへデータを送るために欲しいので、
ファイル共有とかができればそれでいいという気もするのだが。
▼ あと、Panasonicみたいに250GBクラスのHDDを積んでいる機種は余計な機能があったりも
するので、Panasonicなら160GBモデルに落すということも候補にいれた方がいいかも
しれない。SONYだと低価格帯で200GBクラスのHDDを積んでいるらしいけれど、SONY製品
を買おうとは思わないし。
▼ うーん、あんまり欲張らずにDMR-E85Hにしておくかなあ。安いし。
2004-04-18 [Sun] Mixi
▼
とても良い天気で、昼寝日より。でも明日は雨になるらしい。
▼ orkutはわりと書くべき項目が決まっていて、だからこそ「そうか欧米ではこういう
基準で他人を評価するんだな」というのが分かって面白かったのだけれど、Mixiの
場合はそういう「型にはまった基準で他人を評価する」ことを避けているというか、
ネットワーク上でない通常のstatusを持ち込みたがっていないというか、そういう
意図が見えるような気がする。
▼ 個人的には、orkutが多国語化されたほうが面白いように思う。
▼ そういや、Mixiって出会い系なはずなのに、「未婚 or 既婚」の類の選択肢が
ないのはいかがなものか。
まあいずれにせよ、多分Mixiではorkutとは違ったコミュニティの作られ方がなされて
いるような予感がするので、少し様子を見てみようと思う。
ブレイドのほうがファイズより何か無理がないと思っていたのだが、アンデンッド
レーダーを登場させることにより、ファイズの一番の問題だった「なんでこの場所に
こいつらがいるんだよ」という点を解決したわけだ。しかしその結果として、レーダー
が反応したら必ずその場所に行かなければならないという新しい制約が生まれてしまい
その制約を破るために今日の話の「二箇所で同時にアンデッドが登場した場合の二者
択一」というシチュエーションを加えた訳だな。なかなか難しい。
2004-04-19 [Mon] 色々な仕事
▼
きつそうな仕事と言いつつも、冷静に思索すれば方向性は見える訳で。ええ、技術者
ですから、技術で解決できる仕事は解決します。土日考えて、今日の昼間使ってだい
たいの気分的方向性を掴み、打合せをして具体的にやることを聞いたら、予想よりは
ゴールへの壁は低いことが判明。まあなんとかなるでしょう。
▼ しかし、考えてみると、自分にできない仕事というのはなんだろう。いや、勿論自分に
出来ないことは分かっている(例えばハードウェアの設計とかはできない)けれど、
ことソフトウェアに関しては、デバドラ&OS以上のレイヤーで、やれといわれて出来
ないと答える仕事はなんだろう。
新しい暗号アルゴリズムを考えろとか言われても、それはできないな。
理論屋でも数学者でもないから。
そういう意味での上位レイヤーの仕事はできないが、使ったことのない言語やOSで
あっても、作れと言われれば大抵のものは作ると思う。
▼ でも世の中のエンジニアの中には、どうも出来る仕事の範囲が妙に狭い人達がいる
ようだ。それはそれで謎なのだが。
▼ でも例えば僕はマネジメントが得意ではないが、世の中には技術のことは分からない
けれどマネジメントだけは得意という人もいるわけで(それはそれで、あんまり信用
したくない人種だが)、いろんな人がいろんな仕事をして世の中というのは出来て
いるのだなあ、と思う今日このごろ。
2004-04-21 [Wed] 仕事
▼
きつそうな仕事に見えても、と言いつつ、やっぱりしんどかった。難しいというよりも
大変。混沌としている中をいかに整理するか、というのはなかなか体力を要する。
そんなわけで、帰宅して食事しながらビデオを見て、それが一通り終ると、すでに寝る
時間という毎日。
2004-04-22 [Thu] パックのお茶
▼
これまでの仕事場には、出来る限り私物を持ち込まないようにしてきた。大学時代に
研究室に荷物を持ち込みすぎたことの反省からだ。例えば冷蔵庫があったとしても、
たかだか一日で飲み切れる500mlのペットボトルを数本保管しておく程度だった。
そのくらいの距離感だった。
そのくらいの距離感を保とうと心がけていた。
▼ そんな距離感にしようかと思う。
2004-04-23 [Fri] ロト6
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ロト6が当たった。といっても、5等の1000円なんだけど。でもボーナス数字も当たって
いたので、7個の数字の中の4個の数字を当てたことになる。
これは、確実に流れが来ているということではなかろうか。
次も買っておこう。
2004-04-25 [Sun] Athlon64
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Athlon64がやってきた。
▼ 連休の遊びにとっておこうかな。と思いつつ、気がつくととりあえず組み立てる。
▼ OSのインストールは後にしようかな。と思いつつ、とりあえずWinXPとFreeBSDを
インストール。
▼ WinXPについては、nForce3用のドライバは最新版を持ってこないとEthernetが
使えないという問題があり、結局メモリカード経由で転送した。
▼ FreeBSD 5.2.1-amd64はインストールはすんなりできる(ただしboot時にACPIを無効
にすること)のだが、インストール後にbootしない。どうもBIOS経由でHDDにアクセス
するところで失敗(どのドライブにアクセスすれば良いのかわからないみたい)する。
試しにi386をインストールしたところ、同じようにboot時に止まるものの、手で
kernelを指定してやると、なんとかbootした。
うーむ、amd64をいれて、boot blockだけi386のをいれようか。
だけど、どの段階で64bitモードにしているのか調べてないから、良く分からないな。
▼ FreeBSDはやっぱり連休の遊びになりそうな予感。
2004-04-26 [Mon] つばめ
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商店街につばめがやってきました。もうそんな季節なのか。
▼ 毎年同じ時期に同じ場所に戻って来る奴らの帰巣本能というかむしろ帰省本能は
すごいものです。
なんか、言われた仕事はやっているのだけど、自分より後から入った人が遅くまで
仕事をしているのに、自分は8時間働いたらとっとと帰宅しているという状況は、
うーん何なんだろうと少し思ってしまう。いや、実際言われた仕事が終ってしまって
することがないから帰るしかないのだが。
2004-04-29 [Thu] Athlon64
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さて、Athlon64ですよ。ShuttleのSN85G4とAthlon64 3200+の組合せなんですが。
▼ ・見たところ、/boot/loaderの実行までは終っていて、kernelを読めずに止まる。
・このとき、loaderのpromptでlsしても何も読めない(I/O errorかなんかになる)。
・amd64ではなくi386(ただし5.2-RELEASE)をインストールしたところ、同じように
止まるのだが、loaderのpromptでlsするとちゃんとファイルは見えていて、手で
kernelをloadしてやったら一応bootした。
▼ という感じなので、
1. 5.2.1-amd64をインストールする。
2. インストールが終った時点でshellに切替え、5.2-i386のCDに入れ換える。
3. 5.2-i386の/boot/loaderをHDDの/boot/loaderにコピーする
てなことをやってみた。
そうしたら、一応(もちろんACPIは無効にすること。これはnForce3を積んだマシンの
BIOSが腐っているかららしい)bootするようにはなった。
▼ そして気がつく、内臓NICが使えねえ。どうしたものか。Networkが使えないと-CURRENT
にCVSupすることもできねえよ。
▼ FreeBSD 5-CURRENTにはif_ndisというNDISドライバを使う仕組みがあるけれど、AMD64
ではloadable moduleがまだサポートされていないので、これも使えないだろうと
思われる。
ports/net/nvnetというのがあり、NVIDIA純正ドライバが使えるらしいが(nForce3で
使えるかは不明)、これもloadable moduleなのでAMD64では使えない。
▼ USBのNICでも買ってくるかね、という気分。LinuxではnForce2/3のNICが使えるらしい
ので、そこからドライバを移植するという方法もあるかも。
▼ LinuxだったらAMD64用の純正nForce3ドライバが出ているようなので、FreeBSD-amd64
でもkldloadできるようになったら、nvnetが対応してくれるのだろうなあ、というの
が現時点での最短パスかなという感じ。
▼ と言う感じで、FreeBSD方面は一旦ストップ。Windowsの環境の引越しをすることに。
▼ しかしWindowsなんだが、これまでWin98SEを使って来ていて、WinXPに移ったわけ
だけれど、アイコンのデザインが全く違うので、ぱっとみてどれが何だか認識できず、
文字を読んだり考えたりする羽目になる。MSは本当に頭が悪いとしか思えない。
2004-04-30 [Fri] 映画の日
▼ キャシャーン:
正直期待していなかった、というか「ああ、実写化されたのね。じゃあ見ておくか」
くらいの気持ちだったのだけれど、これが大当たり。映像的にも(若干しつこい気は
したが)面白かったし、伝えたいこともストレートに伝わって来た。役者さんも良い
キャスティングで、これは見ておくべし。
散々語られて来たテーマではあるが、簡単に終らせるのではなく、幾重にも積み重ね
掘り下げているところが興味深い。
無論、欠点は多々ある。ガジェットにしろストーリーにしろ、過去のアニメーション
作品の焼き直しでしかないし、「実は○○だったんだ!」と説明するという禁じ手的
なことをやっていたりする。
それに、あの終り方には正直賛成できない。あのテーマで、神秘主義的自己昇華にして
しまうのは、80年代的というかトミノ的というか、エヴァンゲリオンで集大成され
そして集結された展開であると思う。今はもう、特に今だからこそ、あの時代と同じ
終らせ方では許されないと思う。そこに至る過程で、それなりに説得力のある物語の
積み重ねかたをしているだけに、勿体ない。
さて、これをどう見るか。
キャシャーンを普通の実写邦画だと見ると、サブカルチャーがエヴァで集結させた段階
にようやく普通の邦画が追い付いて来たと見るか、80年代に対する需要が未だに存在
すると見るか。
ただ、もしエヴァ以降を提示できるのがやはりサブカルチャーしかないのだとしたら、
サブカルの人には頑張って欲しいなあと思う。
▼ APPLE SEED:
原作を読んだことはあるはずだけれど、友達の家でしかも10年以上前のことなので、
全然覚えていない。
で、劇場版なのだが、見どころとしてはやはり完全CGでトゥーンレンダリング(または
セルシェーディング。違いは良く分からない)という点であろう。
その点について言えば、やはり微妙と言わざるをえない。キャシャーンがCGと実写を
シームレスに合成し、イノセンスがCGとセル絵をシームレスに合成し、両者とも不自然
がないのに比べると、何かしらの不自然さを感じる。特に口の動きとセリフが微妙に
ずれていたりとか、視線が微妙におかしかったりとか。アニメ絵の記号が使えないのも
原因かもしれない。だけど、過去のフルCG作品(ソリトンの悪魔とか)と比較すると、
段違いの進化をしているとは思う。映像的にはおそらくそれなりの評価を得るだろう
し、原作者の名前だけでそれなりに人は集めるのだろう。
興業的に成功できるかというと微妙だが。
それよりも、ストーリーが良くできていると思った。前半の設定の説明をしている
あたりでは、これは10年前に映像化しておくべきだった作品だなあと思ったのだが、
後半の展開で味方を変えた。これは2004年のこの時代だからこそあるべき結末の付け方
である(ただし前述のように原作のストーリーを覚えていないので、原作と比較して
どうなのかは分からない)。
キャシャーンと比較すると、キャシャーンで放り投げている部分を投げずに、きちんと
次の一歩として踏み出そうとしている点が、現代に存在する価値のあるストーリーだと
言えるのではないか。