告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2001-08-03 [Fri] A.I.の感想などを
▼
AM6:30に起きる。午前中に働く。午後は遊ぶ。
▼ まんが喫茶に行き、フルーツバスケット既刊全6巻を再読破する。
二時間以上居座ったので、千円以上とられた。
あれれ。
古本屋で一冊200円として、6冊で1200円ですな。買ってもたいして変わらんかったか。
れれれ。
▼ 「A.I.」を見る。とにかく長すぎて疲れた。主役の子供はなかなか適度なロボット
演技をしていたと思う。
▼ 最初の1/3は見ていて飽きた。中盤(男娼ロボットがでてくるあたり)は面白かった。
後半1/3はキューブリックを受け入れられるなら良いかと。
ガジェットとしては、結構SF的なものが多く採り入れられているのに、どうも全体と
して面白くないと思う。逆にSF的であるがゆえに、これは小説で読んだ方が面白い話
なのかもしれない。
映像作品としては、この類いのアニメが日本では沢山あるので、そっちのノリの
演出のほうが好きかもしれない。
▼ Davidは「人間を愛することができるロボット」として作られました。
彼の中では「愛する」ことが「愛されたい」という欲望にとって代わり、「母親が
自分を愛してくれるためには、本物の人間にならなければならない」という論理が
生成されます。そして本物の人間になるための旅をします。最終的に彼の望みは
「自分だけを愛してくれる母親と過ごす時間」を得たことで達成されたことになり
ます。父親も他の子供もいない自分だけのための母親とすごす世界が、彼の望みを
満たす世界なわけです。
▼ これ何か変じゃないですか? そんなのが愛されたことになるんですか。とても
利己的でゆがんでいる愛だと思うのですが。これで満足してしまうようでは、
「真の愛」と呼べるものではないのではないでしょうか。もしも子供の独占欲だから
しかたがないというのであれば、そんなもの2000年もかけてやる内容じゃないです。
▼ したがって、A.I.を「ロボットが愛を理解する物語」とするのは間違っていると、
僕は考えます。
▼ 例 1) 前半1/3だけを拡げて、家族愛の物語にする。うまくすれば
「アンドリューNDR114」のような形に持っていけるかも。
例 2) 中盤1/3を拡げて、家を追い出された少年ロボットとイカれた男娼ロボットが
イカれた旅をするファンタジーにする。娯楽作品に徹すればこれも有りかと。
例 3) 後半1/3を拡げて、哲学的でキューブリック的な内容にする。この場合、
結末はPKディック的につきはなした感じなのが個人的には好みです。
▼ 今日のその他:
・ でじこの二日目は見た。ま、普通のでじこ。
・ ∀ガンダム映画化らしい。「地球光」「月光蝶」の二部構成だとか。地球光
すなわちアースライト。親近感沸きますな。いえ月ときたら地球光というの
は、誰でも発想することだと思いますが。
・ 小花美穂が近親相姦に手を出した
・ ところで男娼って意味違いますよね。男で女(マダ〜ム)に身体売っている商売の
ことって、何て言うんだっけ?