告知など


2003-08-04 [Mon] 人間ドック

人間ドックに行ってきましたよ。ラビアンローズですよ。

終わった後説明を受けたのだけれど、ヘモグロビンが少ないと言われましたよ。

鉄入りのマルチミネラルを毎日飲んでいるのに変ですね。

マルチミネラルの量を増やしましょう。


生活改善の一環として、ヒゲ剃りを買い替える。滝本竜彦も使っているジレット

マッハシンスリーターボを購入。

電気剃刀も買い替える。本当は2万くらいの高級品が欲しかったのだが、そこまで裕福

じゃないので、充電式で240V対応でそれなりに切れそうな6000円のを買ってきた。

ヒゲ剃りを買い替えるなんて、なんか男らしいじゃん、オレ。


さて、何かと話題になっていた「リアル鬼ごっこ」をとうとう読んだ。もちろん図書館

で借りて。買う気になんかなるわけがない。これが税金の正しい使いかたなのか、微妙

な気分ではあったりするが。

とにかく読むのが苦痛。どうしてこれが出版されたのかが理解できない。

日本語になっていない箇所もあり、言葉の使いかたがおかしい箇所もあり、小説の技法

になっていない箇所もあり。

内容についても、設定が滅茶苦茶。浅いし薄いし理解できない。

ストーリー自体はそれほどおかしくなく、粗筋を抜き出すと多分まともになる。

やりたいことは分からないのではないけれど、技術が全くついて行っていない。

アマゾンの書評では酷評されていた。☆一つ。

著者のインタビューはイタすぎた。

http://www.bungeisha.com/bookstage/realoni.shtml

しかし出版されたからには、何か理由があるのだろうと思い、色々検索する。

出版元である文芸社のサイトを見たら、原稿募集みたいなのがあり、どうもお金を

出すと誰でも出版できる出版社らしい。

ここ↓を見ると、(文芸社は)初版1000部、印税は初刷2%、3刷から6%らしい。

http://artifact-jp.com/mt/archives/200302/realonigokko.html

大手の数分の一ですな。僕が読んだのは、2003年4月で第12刷になっていた。一回に

1000部刷るとすると12000部か。大手の文庫だったら初刷の数だな。

宣伝文句では15万部突破とか言っているらしいので、もっと刷っているかもしれない。

本当かどうか少し疑問だけど。

良かった探しをすると、プロットのレベルに落とすとそれほどつまらない話しでは

なく、例えば舞台設定をスペオペみたいにして文章を全部書き直せば、まともな小説に

なるのではないかと思う。もちろん文章は別の作家が書くということで。

続けて検索してみたが、うーむ、面白いという感想を書いている人もいるんだな。

分からん。

個人的に否定的な内容というのは書きたくないのだけれど、あまりに衝撃が大き過ぎて

こういう内容になってしまった。

この衝撃はなかなか表現しづらいので、興味がある人は是非自分で読んで欲しい。

あ、こういう感じで売れていくのか。


うーん、色々調べた結果、文芸社のビジネスモデルは理解できた。

「自分の本が出版された」という夢を売るビジネスなわけだな。


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