告知など


2001-07-21 [Sat] ぐだぐだした土曜日

研究所に行って仕事するつもりだったけど、前日なんだかんだで寝たのが

4時過ぎていたせいで、めざめたら昼。しかも調子悪い。

薬を飲んでぐだぐだする。

ぐだぐだする。

そしてぐだぐだする。

さらにぐだぐだする。

しかし家から出ないというのは不健全だと思い、図書館へ本を返しに行くこと

にする。でもって色々借りて来る。追々紹介しようと思う。


「春日了のやさしく仏教」 (春日了著, 同朋舎出版, ISBN4-8104-1139-7)

表紙のおっさんがうさんくさい。あやしげな宗教書の一種かと思って最初の数

ページを読んだのだが、これが実にシンプルかつ平易に書かれていて、大変読

みやすい。できあがった当初の仏教の教えが何であったのかを、いたって簡単

に述べていて分かりやすい。

その中から釈迦の教えと親鸞の教えについて抜きだしてみよう。

釈迦、すなわち最初の仏陀の教えの本質は簡単である。

人はどうして悩むのか、それは己の欲望に因われているからだ。それから逃れる

ためには、欲望を消すことが必要である。

分かりやすい例を言えば、世の中で成功したいという欲望を持つからこそこの

世は住みにくくなるわけだ。そんな欲望はもたないほうが良い。これって、以

前から僕が言っている「束縛を受けるくらいから最初から所有しない方が良い」

というのに通じるものがあるまいか。

# これについて、古橋秀之の「ブライトライツ・ホーリーランド」の中で、

# ヤコが死ぬシーンを思いだした。

次に親鸞の教え。

悩みを消そうなどとするな。そんなものは阿弥陀仏に任せておけばよい。

潔い教えでありますな。釈迦の教えとは対極のようですが、そうでもないよう

に思います。釈迦が自分を真摯にみつめて欲望からの開放を追求することをめ

ざしたのに対して、親鸞の教えはそこまでできない自分を受け入れようという

いわば現実的な妥協ですな。

ダメな自分を受け入れるというのも必要なことだと思います。


ところでふと気がつきました。

「女子大生凌辱」

というキーワードがあったとして、以前の私はこのキーワードはあえて言うなら

「お姉さん萌え」属性だったのですが(本当はお姉さんにはあまり萌えないけど)、

最近では「若いお嬢さん萌え」属性に変わってしまっているのです。

いや単に自分が歳くったってだけなんですけどね。

悟りの道には通そうですが、そういう自分を受け入れるのが重要ということで。

本日のその他:

・ NetBSDのpkgsrcをcvs update

・ mew 2.00pre2に移る。最初の設定が結構面倒。info見てもあまり書いていない

ので、mew-vars.elを眺めつつ変数の設定をする。

・ NetBSD 1.5.1にupgrade。/etc/をunion mountしておくと変更点が少なくて良い。

・ NetBSDのsyssrcもcvs update

・ 見のがしたフルバの第三話は、WinMXでゲットした。すごい世の中になったものだ。


INFORMATION OF EARTHLIGHT TECH NOLOGY <kimoto@earthlight.jp>