告知など


2001-07-27 [Fri] アクセスカウンタ

ぐわんとした感じの頭痛に一日中襲われる。頭痛薬飲んだり、漬け物食べたり(?)

したけどいまいち直らず。一時間寝たら直ったけど。

アクセスカウンタを付けてまわる。やはり世間的にはアクセス数というのが重

要らしい。これが増えていくとオフ会に呼ばれたりするらしい(偏見あり)。

最初に自分のウェブページ立ち上げたのが1994年だから、その時からカウント

していたら、かなりの数になっただろうけど。ま、ここのサイトくらいはカウ

ントするようにしようかな、と思います。さて、どのくらいの規模にまで成長

するだろうか。


「千と千尋〜」の話の続き。つまるところ是なのか非なのか、と聞かれたら是

と答えます。どのくらい是よ?と聞かれると、う〜んと困るかな。僕にはこれ

までの宮崎作品の色々な要素が詰まっていて、それでいてちょっと違う作品だ

と思うので、比べるのは難しい。

アニメーションとしての出来という点では、技術的には年々進歩しているわけ

で、しかも予算は注ぎ込めるからその時点での先端の技術を使える訳ですよ。

もはや出来がどうのと言うレベルではないCGとか。

となるとどこを見るかというと、僕が目が行ったのは「得体が知れない連中」

です。無意味に爺の手足が伸びたり、婆さんがフクロウになってみたり、入道

の頭が飛び跳ねてみたり、顔なしが実は良い奴っぽかったり。なんだか分から

ないけどなんだよこれ?という連中ばかり。

この得体が知れない連中の得体が知れなさというのは「大中小トトロとかまっ

くろくろすけってつまり何よ?っていわれても何か良く分からない奴等としか

言えないなあ」というのと同じくらいなんです。

でもって、子供はこういう連中大好き。

大人もこういう連中大好き。

日本人はこういう連中大好き。

日本人にとっての神様って、みんなこんな感じだったりするし。

僕にとっての「千と千尋〜」は「得体が知れないけど愉快な連中」が沢山でて

くる不思議な物語、でした。

宮崎監督はこれで劇場作品からは引退するらしいけど、今後は「得体が知れな

い連中図鑑」とか「得体が知れない連中テーマパーク」とか作って欲しいです。

あ。

CAVEって知ってますか。 VRの表示装置の一つで、ある箱の内側全面にCG映像

が投影されて、専用眼鏡をかけてみるとどっちを向いても立体的な空間が拡がっ

て見えるという奴です。東大や東工大にもあります。開発元はUIC(イリノイ大

学シカゴ校)らしいですが。

あれを設置すると必ず困るのが「コンテンツねえや」ということです。研究目

的で導入したはいいけど、CG研究者が必ずしも優れたコンテンツクリエータと

は限らないので、こういう問題が起こる訳ですね。

CAVE使って、宮崎ワールドを再現したら面白そうですな。いろんなところを突っ

ついたりすると「得体が知れない連中」が飛び出たりするの。位置センサとか

も付いているから、わざと本人の視界の端の方でまっくろくろすけがカサカサ

動いてみたり。

今日のその他:

・ PSIONの日本語版機種が夏に発売だそうです。めでたい。


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